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胆嚢ポリープ
胆嚢ポリープは、人間ドックなどで検査をした中で約10%程度は発見される身近な病気です。
男女差はとくにありません。
以前より、検査技術や機器の精度が上がっているので、小さなポリープも見つけられやすくなりました。
胆嚢ポリープは胆嚢の内側の粘膜細胞が増殖して盛り上がり、きのこ状やこぶ状になる「隆起性病変」のひとつです。
隆起性病変には良性のポリープのほか、胆嚢の上皮にできる一般には良性の腫瘍とされる胆嚢腺腫や悪性腫瘍である「胆嚢がん」があります。
良性と悪性の識別には、大きさや形態、胆嚢壁の状態から判断します。
人間ドックの腹部エコー検査で、胆嚢ポリープが見つかった場合は、さらにそのポリープが悪性(がん)ではないかを詳しく検査する必要がある場合もあります。
胆嚢ポリープの種類
胆嚢ポリープは胆嚢の内側の粘膜細胞が増殖して盛り上がり、きのこ状やこぶ状になる「隆起性病変」のひとつで次のような種類があります。
【過形成性ポリープ】
胆嚢の上皮細胞が必要以上に増殖したもの
【炎症性ポリープ】
胆嚢炎を繰り返したために、組織が隆起したもの
【コレステロールポリープ】
胆汁の成分であるコレステロールが胆嚢の内壁に沈着して盛り上がるもので胆嚢にできる隆起性病変。
このコレステロールポリープが胆嚢にできる隆起性病変の中でも多いです。
【胆嚢ポリープの原因】
ポリープができる原因はいまのところはっきりとは解明されていません。
今のところ、胆汁に含まれるコレステロール量が多くなると胆汁が濃縮される過程でコレステロールが高濃度になり
胆嚢内壁に結晶化して沈着し盛り上がるのではないかといわれています。
【胆嚢ポリープの自覚症状】
ポリープがあっても胆嚢の昨日には影響がないため自覚症状はほとんどありません。
まれに腹痛が起こることがある程度です。
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