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乳がんと間違えやすい病気(乳腺症・乳腺のう胞・乳腺炎・乳腺線維腺腫・乳腺葉状腫瘍)


【乳腺症】
乳腺の病気の中で最も多い良性の病気です。
多くは、両側の乳腺に凹凸のある境界不鮮明な
しこりをつくり乳がんと区別しにくい場合もありますが、
痛みを伴うことが多く、生理のときに張たり痛みが強くなるのが特徴です。

40歳代に好発します。通常特に治療はしませんが、痛みが強い場合は薬物療法などで治療します。


【乳腺のう胞】

乳腺症の一つのタイプで、乳管内に水のたまった袋のようなものです。
超音波検査で適格に診断できます。のう胞の中を注射器で吸い取るとしこりは消失します。
閉経し、60歳くらいになるとほとんど消失し見られなくなります。


【乳腺炎】

通常授乳中の人に起こります。主に乳汁がたまって、乳頭から細菌が侵入して起こります。
乳房が赤く腫れ発熱します。中年女性でもこれに似たものがあり、症状が慢性に経過して
いるものは、乳がんと区別しにくいことがあります。このような場合は乳がんと区別しに
くいこともあります。


【乳腺線維腺腫】

15~30歳からの若い女性になりやすい良性の腫瘍です。
硬くて丸い、くるくる動くビー玉のようなしこりがあることが特徴です。
通常しこりは小さく2cm以上になることはありません。
ごくまれに、しこりが大きくなることがあります。その場合は、摘出手術が必要になります。


【乳腺葉状腫瘍】
乳腺線維腺腫と似ていますが、しこりの大きさが急速に大きくなるのが特徴です。
基本的には、良性ですが、悪性になる場合もあります。
その場合は、手術により、正常乳腺を含めて大きく切除する必要があります。
悪性のものの中には、肺をはじめとする全身へ血行性転移をするガンより恐ろしい場合もあります。


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