胆嚢(たんのう)は、右上腹部にあります。
肝門の右前方で右葉の下面につくナス状のふくろ。
大きさは、長さ約8cm 最大幅4cm 内容量約70ml。
胆嚢は、肝臓で作られた胆汁を蓄えています。蓄えている間に水・塩類が吸収されて濃度が増します。
食物が十二指腸にはいると、コレシストキニン(CCK-PZ)が作られ、これがいったん血液中に吸収されその後胆嚢に達します。そのとき胆嚢は収縮し、濃い胆汁を出して脂肪の消化を助けます。
肝臓からでる胆汁(肝臓胆汁)は薄い淡黄色ですが、胆嚢で濃縮された胆汁は濃褐色または黒色になります。
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