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呼吸機能(基準値:肺活量%肺活量81%以上 1秒率 71%以上)
呼吸器機能障害の早期発見に役立つ検査です。
人間ドック・健康診断では、スパイロメーターを使って検査をします。
スパイロメーターにより肺気量分画を測定することをスパイロメトリーといいます。
スパイロメーターにより得られた記録をスパイログラムといいます。
スパイロ検査は、検査機器につながったマウスピースをくわえ、指示の声にあわせて息を吸ったり、吐いたりして肺に出入りする空気の量や速度の測定を行うことで肺の換気機能を調べます。
肺には、大きく分けると2つの役割があります。
①換気機能である、体内の空気の入れ替え
②呼吸機能である、血液中の二酸化炭素を体外に運び出すガス交換
しかし、気道が狭くなったり、肺などの弾力性の低下により、充分な呼吸ができなくなります。
肺機能検査では、肺活量や初めの1秒間に吐き出した量である1秒率などを測定することにより、
肺・胸郭・横隔膜の弾性や呼吸筋の強さなどを調べ呼吸機能の異常の有無を調べます。
疑われる異常や病気
拘束性障害
*過敏性肺炎・特発性肺繊維症・じん肺症・間質性肺炎
*胸水・胸膜肥厚・胸郭変形
*無気肺・肺切除・肺炎・肺水腫
*横隔膜神経麻痺・重症筋無力症・ギランバレー症候群
*腹水・妊娠など
閉塞性障害
*気管支喘息・慢性気管支炎・気管支炎・気道軟骨軟化症・甲状腺腫瘍による気道の圧迫
*肺気腫
*神経筋疾患など
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